Fe Scrap Watch2024#2 製品市況の崩れがどこまで広がるか・・世界は鉄余りか?
2024/03/08 16:49
前回に国内鉄スクラップ市況はしばらく(少なくとも春先まで)は大きく値下がりすることはない、と明確に述べたい。と記していたが、若干、薄雲が見えている。それは世界的な高金利を背景とした資金回収モード、で企業が余計な在庫をもたないなか、中国、ロシアの安値鋼材輸出、などにより鋼材市況の軟化、あるいは崩れが一因とされている。加えての為替の円高振れ。
関連記事
- 2024/05/18 高炉3社:24/3期の決算出揃う
- 2024/05/17 生産動態統計(24年3月):電極使用原単位
- 2024/05/17 生産動態統計(24年3月):耐火物レンガ
- 2024/05/17 生産動態統計(24年3月):人造黒鉛電極
- 2024/05/17 豪州、鉱業巻き返しへ 予算案で再生エネなどに2兆円、重要鉱物に税優遇 業界歓迎
- 2024/05/17 韓国2024年4月鉄スクラップ輸出入 日本からの輸入14万トン 輸出無し
- 2024/05/16 日本製鋼所:決算説明会を開催:創業の防衛に初めて言及
- 2024/05/16 マンガン鉱石供給不安でシリコマンガン、つれてフェロシリコンも急騰
- 2024/05/15 日本製鋼:決算説明会を開催(新中計編)
- 2024/05/15 日本製鋼:決算説明会を開催(業績編)