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トクヤマ 次世代の水素キャリア、水素化マグネシウム(MgH₂)の量産を開始

 株式会社トクヤマ(本社:山口県周南市、代表取締役 社長執行役員:横田 浩)は、 2024年4月3日、バイオコーク技研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上杉堅一)と共同で、水素化マグネシウム(MgH₂)を製造するための水素化反応器を同社徳山製造所に導入し、年産 30t を目標に量産を開始したと発表した。

 

 脱炭素社会を構築する上で重要なエネルギーとされる水素は、体積が大きいために低温・高圧輸送が一般的であり、貯蔵や輸送コストの高さが課題となっている。水素キャリアの1つである水素化マグネシウムは、高密度の水素貯蔵が可能であり、常温・常圧下で化学的に安定を維持することから、水素を安全に貯蔵、輸送するための次世代水素キャリアとして期待されている物質になる。

 

 トクヤマでは、苛性ソーダを製造する時に併産する水素をマグネシウムに吸着させることで、水素化マグネシウムの製造を行う。

 

■水素化マグネシウムの特長
1 安全・安価な輸送が可能
常温・常圧で安定。非常に軽量(比重約 1)なため、安全に貯蔵、安価に輸送が可能
2 高密度貯蔵
アンモニア(NH₃)を超える高密度(単位容積当たり)の水素貯蔵が可能
3 水素ガスの生成が容易
加水分解することで、貯蔵している水素の 2 倍の水素を生成することが可能
MgH₂ + 2H₂O ⇒ 2H₂ + Mg(OH)₂

 

 

 

(IR universe rr)

 

 

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