2024年4月LME亜鉛相場&国内亜鉛建値推移 ロシア制裁背景のメタル相場上昇に連れて、13カ月ぶり高値に
2024/05/01 15:29
基準となる銅相場の動きは、弱気なADP米雇用統計やISM非製造業景況指数と強気中国PMIなどで買い優勢。中国精錬業界の協調減産も買いを支援。3M物セツルは月初より9,000ドル台乗せとなった。12日には米英政府協調でウクライナ軍事侵攻の資金源となっているロシア産アルミ・銅・ニッケルの禁止措置を発令したことを手掛かりに、中盤から騰勢が持続し、月末には3Mセツルで2022年4月以来の10,000ドル台に乗せて終了となった。月間LOWは1日CASH 8,920.00ドル、3M9,024.00ドル、HIGHは30日CASH 9,973.50ドル、3M 10,071.00ドル。
関連記事
- 2024/05/20 LME Weekly 2024年5月13-17日 全面高、米利下げ観測と中国需要回復期待で
- 2024/05/14 三井金属:24/3期の決算説明会を開催
- 2024/05/14 東邦亜鉛:24/3期は大赤字、どう立て直すか?
- 2024/05/13 LME Weekly 2024年5月6日-5月10日 銅10,000ドル台復帰、アルミ在庫激増
- 2024/05/11 DOWA HD:24/3期決算説明会を開催した模様
- 2024/05/07 LME Weekly 2024年4月29日-5月3日 銅は米高金利長期化懸念のドル高などで6週ぶり反落
- 2024/04/30 【貿易統計/日本】 2024年3月の亜鉛地金輸出入推移
- 2024/04/30 LME Weekly 2024年4月22日-26日 銅は2年ぶり10,000ドル台へ
- 2024/04/22 LME Weekly 2024年4月15日-19日 米英ロシア追加制裁で供給ひっ迫懸念前面に
- 2024/04/15 LME Weekly 2024年4月8日-12日 世界的需要好転期待でおおむね続伸