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10月のアルミ概況および11月の見通し  橋本アルミ(株) 橋本健一郎

2018.11.05 15:59

予測レンジ                                          

 LME    現物後場買い1900-2100ドル           

 スクラップ  -5~0円(前月最終価格より)    

 為替     111-114円 (一か月間TTM) 

 

 

■国際概況

 前半は、ノルスクハイドロのブラジルアルノルテアルミナ精製所の閉鎖が報じられるとの報やアジア株の回復などのプラス材料もあったが、アルノルテ精錬所が生産能力の50%で稼働を再開することを表明したことロシアRusalへの米国制裁の行方不透明感は引き続いている。などを嫌気しDOWN

 10月15日時点で2045ドル(セツル)と月初価格から2.5ドルDOWNの前半締めとなった。

 

 後半は中国当局が、経済成長や流動性の支援に向けた措置を講じる方針を示したこと、中国の自動車購入税半減提案をするなどのプラス材料もあったが、9月の米新築住宅販売が事前予想を大幅に下回ったこと、トランプ政権が12月初めまでに中国からの残りの全輸入品に追加関税を発動する方針と報じられたことを嫌気しDOWN。

 11月3日 現在、後半スタート価格から61ドルDOWNの1967ドル

 

 

■前月の経済指標

 ◆月間のドル/円レート (TTS)

  114.92 → 113.51(円)

グラフ

                                                                         出展  MIRU

 

 

 ◆自動車生産台数                                      

 日本自動車工業会によると8月の自動車生産台数は前年比-0.3%の69万3977台であった。

表

 

 

 ◆自動車販売台数

 日本自動車販売協会連合会によると10月の自動車販売台数(軽除く)は前年比+13%の26万1554台

表

 

 

自動車生産台数

グラフ

                           出典 日本自動車工業会

 

 

自動車販売台数推移

グラフ

                       出典 日本自動車販売協会連合会

 

 

新設住宅着工件数推移

平成30年9月の住宅着工戸数は81,903戸で、前年同月比で1.5%減となった。また、季節調整済年率換算値では94.3万戸(前月比1.6%減)となった。

表

 

 

グラフ

                            出典 国土交通省統計

 

 

◆貿易指標

 輸出

 財務省貿易統計によれば輸出はアルミ新地金が前年比 -8.5%の151t、2次合金がー9%の1640t、スクラップが-15.4%の7458tアルミ缶が-21.3%の6286t。

表

 

 

輸出推移

グラフ

                                 出典 財務省貿易統計

 

 

輸入

輸入は新地金が前年比-11.6%の10万6115t、二次合金が―11.6%の8万9683t、スクラップが+192%の1461t、合金スクラップは-14%の2672t。

表

 

 

輸入推移

グラフ

                                出典 財務省 貿易統計

 

 

■前月の国内指標

 日本アルミニウム協会発表の圧延品の生産出荷動向によれば板類・押出生産合計は前年比 -4.2% 16万3192t

グラフ

                        出典 日本アルミニウム協会

 

 

日本アルミニウム合金協会発表の アルミニウム2次合金 同合金地金等生産実績は前年比-1.4%の6万8494tであった。

グラフ

                         出典 日本アルミニウム合金協会

 

 

■国内概況まとめ

【自動車】

 8月の自動車生産台数は前年比-0.3%の69万3977台であった。

 輸出は39万2020台で前年同月比-7.5%。

 

【販売】

 10月の国内自動車販売台数(軽は除く)は26万1554台 で前年比+13%。

 3カ月ぶりプラス

 内  乗用車  +13.3%          

    貨物   +11.2%     

    バス   -0.3%

 

【住宅】

 ・ 平成30年9月の住宅着工戸数は81,903戸で、前年同月比で1.5%減となった。また、季節調整済年率換算値では94.3万戸(前月比1.6%減)となった。

 ・ 住宅着工の動向については、前年同月比で先月の増加から再びの減少となっており、利用関係別にみると、前年同月比で持家、貸家は減、分譲住宅は増となった。

 ・ 引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある。

                             

【アルミニウム2次合金 同合金地金等生産実績】

 前年比 -1.4% 6万8494t  12カ月ぶりマイナス。

 出荷は -2.8% 6万8174t   12カ月ぶりマイナス。

 

【アルミ圧延・押出品生産数】                

 板類・押出生産合計は前年比 -4.2% 16万3192t 9カ月連続マイナス

 

【輸出】

 アルミ新地金が前年比-8.5%の151t。

 二次合金が-9%の1640t

 スクラップが-15.4%の7458t

 アルミ缶が-21.3%の6286t

 

【輸入】

 アルミ新地金が前年比-11.6%の10万6115t

 二次合金が―11.6%の8万9683t

 スクラップが +192%の1461t

 合金スクラップが-14%の2672t

 

【見通し】

 ・自動車は生産が-0.3%。国内販売台数が前年比+13%

  生産は3カ月連続マイナス。

  販売が大幅に拡大しておりこれが続くかどうか今後に注目。

 ・ 住宅着工の動向については、前年同月比で-1.5%と1か月ぶりマイナス。

  今後マイナス傾向が続くのか今後の動向に注目

 ・アルミ圧延・押出品生産数                                                               

  板類・押出生産合計は前年比 -5.5% 9カ月連続マイナス

  板  類 100,561t ▲ 2.3  9ヶ月連続でマイナス

  押出類  62,631t  ▲ 7.2   4ヶ月連続でマイナス

  今後更にマイナスが続くかの動向に注目

 

【アルミニウム2次合金 同合金地金等生産実績】

 前年比 -1.4% 6万8494t  12カ月ぶりマイナス。

 出荷は -2.8% 6万8174t   12カ月ぶりマイナス。

 今後更にマイナスが続くかの動向に注目

 

・アルミ輸出は、アルノルテ精錬所が生産能力の50%で稼働を再開することを表明したここからのLME安を受けて減少、

・アルミ輸入は円安から地金、2次合金は減少、、スクラップは上記精錬所の再開から割安がでて増加

 

【スクラップ景況予想】

 流通在庫は相変わらず中国塊の下落を受けてスクラップも連れて下落しており売り玉があるのでは?

 需要面に関しては各種需要は安定、台風による荷止めなどの被害も治まったとのこと

      

【LME・為替予想】

 今月は米中間選挙と米中貿易戦争の動向に左右される

 米中間選挙に関しては各種世論調査など結果からすれば上院は共和党が過半数を維持する公算。下院では民主党が多数派を奪還する勢いとのことで捻れ国会になる可能性が高い

 米中貿易選考の動向に関してはトランプ米大統領が中国との貿易合意の草案作成を要請したとの報道があり、米中貿易摩擦の解決に対して何らかの妥協策がでてくるのではないか?

 これらを踏まえた10月のアルミ価格は

 米中間選挙でトランプ共和党が勝利し、米中貿易戦争で何らかの前進がみられた場合2100ドル付近                                       

 両条件が揃わなかった場合現状からもう一段安の1900ドル付近まで下落するとの予想。

 

 ドル円値は111円~114円(TTM)台を予測。

 スクラップ購買価格に関しては-5~0円程度と予測している。    

 

 

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