亜鉛鉱石とは一定の濃度の亜鉛を含む天然の岩石または鉱物を指す。亜鉛鉱石は他の鉱石と結合して発見されることが多く、抽出・加工を通じて金属亜鉛またはその他の亜鉛含有製品を製造することになる。 亜鉛鉱石は閃亜鉛鉱（blende 又はsphalerite, ZnS）・ 異極鉱（hemimorphite 又はcalamine, Zn4Si2O7(OH)2・H2O）・菱亜鉛鉱（smithsonite, ZnCO3）・紅亜鉛鉱（zincite, ZnO）などがあるが、最も重要な鉱石は、閃亜鉛鉱になる。天然に産する閃亜鉛鉱は、不純物として鉄が含まれているため、濃赤～黒色不透明な鉱石で、鉄含有量の多いものは鉄閃亜鉛鉱と呼ばれている。

TC50は、鉱石から抽出された金属の中で処理料として請求される割合が50％であることを示す。トン当たりドル。