UBE リサイクル炭素繊維を活用したコンポジット製品上市
2024/04/15 10:23 FREE
UBE株式会社(社長:泉原雅人、本社:東京都港区)は、4月11日、温室効果ガス削減や環境負荷低減を目的とした、新しいコンポジット製品を上市したと発表した。
このコンポジット製品は、UBEが長年培ったエンジニアリングプラスチックの技術開発力を用いた、トレーサビリティを有するリサ イクル炭素繊維を活用したもの。製品開発においては、株式会社新菱(社長:土山正明、本社:福岡県北九州市)の 炭素繊維を含有する部品から高品質な炭素繊維を取り出す技術が採用されている。
炭素繊維を含む廃棄物は年々増加傾向にあると言われており、その活用方法の確立が大きな課題になっている。UBEはリサイクル炭素繊維を各種ナイロンに添加すると共に様々な機能改良を施すことで、炭素繊維の製造時に発生するGHG 排出量の削減だけではなく、部品の軽量化や高機能化により、人々の生活におけるエネルギー使用の削減に貢献するコンポジット製品を実現し、自動車、スポーツ関連などの市場へ供給する。
(IR universe rr)
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