村田製作所は16日、石原産業株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:髙橋英雄)および石原産業株式会社の完全子会社である富士チタン工業株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:野喜日出雄)との3社で、積層セラミックコンデンサ(MLCC)などに使用するチタン酸バリウムの製造を行う合弁会社の設立に向けた基本合意書を締結したことを発表した。今後、合弁契約の締結を目指して協議及び検討を進めていく予定。
1.合弁会社設立の目的
富士チタンは積層セラミックコンデンサの材料であるチタン酸バリウムを製造し、村田製作所などの電子部品メーカーに供給。
急速なIT機器の発展や自動車の電装化を背景として、積層セラミックコンデンサの需要は今後も拡大が見込まれており、これに伴い、積層セラミックコンデンサの材料であるチタン酸バリウムの重要性が増している。チタン酸バリウムの生産能力の向上を目的とし、この度、合弁会社設立に向けた基本合意書を締結した。
2.合弁会社の概要
設立する合弁会社の詳細については、3社で協議中であり、正式に決定したところで速やかに公表。
3.スケジュール
合弁会社設立に向けた基本合意書締結日 2022 年 9 月 16 日
取締役会決議日および合弁契約締結日 未定
合弁会社設立日 2023 年春頃 (予定)
4.本基本合意締結者の概要

5.今後の見通し
設立する合弁会社の詳細については、現在協議中です。開示すべき事項が発生した際には、速やかに公表。
(IRuniverse/MIRU com)