経済産業省は19日、2025年度までの新たな自動運転移動サービス実現に向けた環境整備のため、関係自治体と4省庁で構成する「レベル4モビリティ・アクセラレーション・コミッティ」を立ち上げる、と発表した。
設立趣旨等の詳細は以下の通りである。
1.設置趣旨
政府では、2025年度目途に国内50か所程度で無人自動運転移動サービスの実現を目指しているところ、今後、より大規模かつ複雑な交通環境での新たな自動運転移動サービスの開始が見込まれます。こうしたサービスの早期実現に向けては、事業者及び関係省庁間での適切な情報共有の促進等のための環境整備が必要です。
こうした観点から、経済産業省及び国土交通省で進めている自動運転開発・実装プロジェクト「RoAD to the L4」の下に、「レベル4モビリティ・アクセラレーション・コミッティ」を新たに設置します。
本コミッティのアジェンダ(予定)
※ 内容に応じて公開・非公開を設定
事業者からの事業概要、スケジュール説明
各関係省庁における課題の論点整理
事業の進捗状況及び各関係省庁の許認可状況の共有 等
本コミッティのメンバー(予定)
経済産業省、国土交通省、警察庁、総務省、関係自治体
2.スケジュール
11月頃から開始予定
3.直近の議題
本日、合弁会社の設立発表があった本田技研工業株式会社、ゼネラルモーターズ(米国)及びGMクルーズホールディングスLLC(同)の取組を、本コミッティにおける直近の議題とし、今後、関係省庁間での情報共有を図りつつ、新たな自動運転移動サービス実現に向けて、進捗管理を進めてまいります。