鉛バッテリースクラップ市況は、続伸の動きを見せている。発生薄のまま9月の最盛期に入ったことで需給が一段と引き締まってきており、関東圏の中華系精錬業者の再稼働も、その流れに弾みをつけている。12日現在、8月上旬比2円高の1キロ108円（仲値）、同110円（高値）で推移している。高値ベースで「110円水準」入りした形で、「もう一段の上げ」（問屋筋）を指摘する声も挙がっている。
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