三井金属は22日、青森県東方沖地震によるグループ会社、八戸製錬の設備被害状況の続報を発表した。主要生産設備である溶鉱炉については16日に操業を再開し、18 日には通常操業へ復帰したという。ただ、精留塔（粗亜鉛の亜鉛純度を上げる設備)を巡っては従前の発表通り、復旧に 4 ヵ月前後の時間を要する見通しとしている。
八戸の亜鉛製品の供給については、「依然として不確定要素はあるものの、溶鉱炉の操業再開および各種対策の実施により、国内需要家への亜鉛供給量は確保出来る見込み」という。
また、「溶鉱炉の操業再開により業績への影響は軽微と思われる」とした上で、業績予想の修正が必要な場合は、改めて発表するとしている。
（IRuniverse G・Mochizuki)
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八戸製錬 溶鉱炉 通常操業へ――三井金属 青森県東方沖地震で続報
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