大同特殊鋼は6日、構造用鋼やばね鋼、軸受鋼について、すべての顧客向けを対象に、2026年4月契約分(5月納入分)からトン当たり1万円以上の値上げを実施すると発表した。
為替の円安変動の影響もあり、鉄スクラップを中心とした特殊鋼主原料の価格高騰が続いており、生産に関わる副資材費・物流費・労務費・外注費などの諸コストも、様々な要因で上昇している。
同社はこのような環境を踏まえ、需要家各社へ継続的な安定供給を行うためにも、再生産可能な価格水準への是正が必要と判断した。
今後も鉄スクラップや合金鉄などの原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、物流費などの上昇、また為替の影響についても注視し、それらの状況によっては「更なる価格の見直しをせざるを得ない」という。
また、ステンレス棒鋼(丸棒・形鋼・平鋼)についても、すべての顧客向けを対象に、2026年4月契約分(6月納入分)から、+10%以上の値上げを実施すると発表した。
(IRuniverse K.Kuribara)