Loading...

日本製鋼所:26/3期決算を発表。27/3期は増収増益予想

2026/05/13 17:34
文字サイズ
日本製鋼所:26/3期決算を発表。27/3期は増収増益予想

 5月13日15時半、日本製鋼所は26/3期の決算を発表した。続く27/3期は増収増益見通し。後日開催予定の説明会後に再度報告する。

 

<26/3期実績>

 前年同期に比し、受注高は、産業機械事業は減少したものの、素形材・エンジニアリング事業が増加したことから、前年同期並みの3,094億円(前年同期比0.3%減)となった。売上高は、素形材・エンジニアリング事業は減少したものの、産業機械事業が増加したことから、2,748億円(同10.6%増)となった。損益面では、営業利益は253億円(同10.9%増)、経常利益は260億円(同10.9%増)、当期利益は192億円(同7.1%増)となった。

 

図表1、26/3期実績(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<セグメント別>

〇産業機械事業

 受注高は、FPD向けELA装置などその他の産業機械において受注が増加したが、防衛関連機器が前年同期の大口案件の反動により減少し、2,482億円(同4.0%減)となった。売上高及び営業利益は、全般に豊富な受注残を背景に、それぞれ2,262億円(同13.7%増)、200億円(同14.0%増)となった。

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

〇素形材・エンジニアリング事業

 受注高は、高効率火力発電及び原子力発電向けの旺盛な需要を背景に581億円(同17.8%増)となった。売上高は457億円(同2.8%減)、営業利益は88億円(同2.0%増)となった。

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<27/63期見通し>

〇環境

 産業機械事業では、防衛関連機器事業が高水準に推移するほか、低炭素社会の実現や省エネルギー化、プラスチック資源循環社会の実現に向けて、各種プラスチック加工機械の底堅い需要を見込む。素形材・エンジニアリング事業では、世界的に伸長する電力需要に対して安定供給と低炭素を実現する発電機器向け素形材製品の安定的な需要が見込まれる。

 

〇見通し

 受注高3,400億円、売上高3,100億円、営業利益270億円、経常利益260億円、当期利益190億円を予想。

 

図表2、26/3期見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

※中東情勢による事業及び業績への影響について

 現下の中東情勢が同社グループの事業及び業績へ与える影響については、現時点では直接的な影響は限定的と見込む。一方、足元で潤滑油・塗料など生産用資材の供給制約等が生じつつあり、これらが長期化した場合には影響を受ける可能性があるが、その影響は連結業績予想には織り込んでいない。

 今後の情勢により同社グループの事業及び業績に重大な影響を及ぼす事象が発生した場合には速やかに開示する。

 

<参考>

図表3、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

図表4、産業機械事業の受注額推移(百万円)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

図表4、素形材・エンジニアリング事業の受注額推移(百万円)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

 

(IRuniverse 井上 康)

井上 康

関連カテゴリ

関連記事

新着記事

ランキング