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2026年7月LMEニッケル相場の推移一覧 月初安から17,000ドル台回復 インドネシア供給懸念が下支え

2026/08/03 17:46
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2026年7月LMEニッケル相場の推移一覧  月初安から17,000ドル台回復 インドネシア供給懸念が下支え

LMEニッケル相場(2026年7月)

7月のLMEニッケル相場(終値)は、6月後半の急落を引き継いで月初に16,000ドル台前半まで下落した後、月後半にかけて17,000ドル台を回復するなど持ち直しの動きとなった。月前半は世界的な株高や米インフレ鈍化を背景としたリスク選好の改善に加え、インドネシアで鉱石供給の逼迫やRKAB(採掘計画)の追加承認が限定的との見方が広がったことから買い戻しが優勢となり、一時17,500ドル近くまで上昇した。月後半も、TsingshanグループによるMHP(混合水酸化物)輸出の一部停滞や、レアアース含有を巡る当局検査の強化などから供給不透明感が意識され、相場は17,000ドル台を中心とした推移となった。

一方、LME在庫は月初の27万4,230トンから月末26万6,172トンへ約8,000トン減少したものの、依然として高水準にあり、世界的な供給余剰構造そのものに大きな変化はみられなかった。また、インドネシア政府が業界との調整を進め、輸出手続きの正常化を急ぐ姿勢を示したことから、供給懸念も過度には拡大しなかった。月末は中国製造業PMIが再び50を下回ったことが上値を抑えたものの、月間を通じては供給不透明感が相場を支え、6月後半の下落局面から持ち直す展開となった。
セツルメント月間平均はCashが16,657ドル、3Mが16,858ドルとなり、6月平均(Cash17,664ドル、3M17,856ドル)から、それぞれ1,006ドル、999ドル低下した。これは、6月前半の19,000ドル前後という高値水準が比較対象となる一方、7月も月初には16,000ドル台前半の安値圏で推移した影響が大きい。月間LOWはCashが7月6日の16,065ドル、3Mが7月2日の16,225ドル、HIGHはCashが7月24日の17,205ドル、3Mが同日の17,430ドルとなった。平均価格では前月を大きく下回ったものの、月内の値動きは「月初安・月末高」となり、相場は底打ちから回復へ転じたことが7月の最大の特徴といえる。


LMEニッケル相場 3カ月

為替円(USD TTS)

 

(2026年6月から7月のLMEニッケル相場&在庫の推移)

為替相場の推移

 

(IRUNIVERSE S. Aoyama)

 

青山 雫

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