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プライメタルズ、中国で薄スラブ連鋳の世界記録

2026/10/05 17:52 FREE
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プライメタルズ、中国で薄スラブ連鋳の世界記録

(サムネ写真:PRIMETALSから引用)
プライメタルズ・テクノロジーズは10月1日、中国・中首特殊鋼(Zhongshou Special Steel)に納入した薄スラブ連鋳・圧延設備「Arvedi ESP」が、稼働開始から短期間で世界最高水準の生産性を達成したと発表した。

同設備は2026年5月13日に初コイルを生産。初コイルから16日後に板厚1.0mm、30日後には幅1,250mmで毎分7tの生産性を達成した。さらに、稼働11週後には0.8mm、17週後には0.7mmの熱延コイルを生産した。

Arvedi ESPは、薄スラブ連鋳と熱間圧延を連続的につなぐ「エンドレス」方式を採用。中首特殊鋼の設備では、稼働直後からフルエンドレスモードで高品質な熱延コイル(eHRC)を生産している。

プライメタルズによると、今回の設備の生産性は、コイル幅1m当たり・時間当たりの質量流量で、世界の他の薄スラブ連鋳・圧延設備を約20%上回る。

設備は厚さ135mmのスラブを鋳造し、粗圧延4スタンド、仕上圧延5スタンドで圧延する。0.7mmまでの超薄熱延材に対応し、低炭素鋼から高強度低合金鋼(HSLA)まで幅広い鋼種の生産を想定している。

Arvedi ESPは、鋳造から圧延までの工程短縮によるエネルギー消費量や生産コストの削減が特徴。1mm以下の薄手熱延材を冷間圧延なしで生産できるため、自動車用鋼板など高付加価値用途への展開も期待される。

今回の設備は、世界で11基目となるArvedi ESP設備。プライメタルズと中首特殊鋼は今後、設備のさらなる最適化を進め、高級鋼材の量産化を目指す。

R.S.

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