2024/10/21 09:32
アジア合成樹脂市況は7月中旬から9月にかけて軟調な展開となっていたが、10月に入り中国の不動産市況対策を含む追加的な景気刺激策やイスラエル、イラン間の緊迫化などもあり強含みに転じている。低密度ポリエチレンが上昇基調となり、軟調であったポリプロピレン、塩化ビニル樹脂が持ち直し基調となっている。中国の追加的な金融緩和、不動産市況対策の効果が国慶節後に市況を押し上げている。原油の需要見通しを引き下げによる機関が相次いでおり中国の政策効果による実需の押し上げも不透明なことから、市況が続伸するとの予想はし難い状況と判断する。
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