
中国のスマートフォン市場についてのレポートを調査会社・IDCとCanalysがそれぞれ発表した。市場シェアのトップは前四半期から引き続きvivoが守り、2位はほぼ団子状態となっている。IDCによると、Huaweiの販売台数は前年比42%増と好調であったとのことである。中国のスマートフォン市場シェアは以下のような結果となっている。トップはシェア18.6%のvivo。その次をApple、Huawei、Xiaomi、Honorがわずかシェア1%差の中にひしめいている。
販売台数の前年比成長率は全体が3.2%増。その中でHuaweiが前年比42%増と大きな伸びを見せているほか、vivoが前年比21.5%増、Xiaomiが12.8%増と続いている一方で、Appleは0.3%減と苦戦しており、Honorは22.5%減と大きく落ち込んでいる。
Appleの不振は気になるところである。スマートフォンにはアプリケーションプロセッサ(Logic IC)とMemory(特にNAND)の需要動向を大きく左右する。スマホの他PCやデータセンタの成長が大きなインパクトを市場全体に与える。
(DRAM価格の推移 $/no)
(NANDフラッシュメモリー価格の推移 $/no)
(IRUNIVERSE/MIRU)