丸紅の子会社であるアイ・シグマ・キャピタルは11日、同社が運営する投資組合「アイ・シグマ事業支援ファンド4号投資事業有限責任組合」が、特別目的会社を通じ、昭和KDEへの資本参加を同日実施したと発表した。
昭和KDEは原料粉砕や混合に関する高い技術力を背景に、高品質な工業用原料を供給するスペシャリティーマテリアル企業。顧客からの高い評価に基づく確立した事業基盤を構築してきた。
アイ・シグマ・キャピタルは「昭和KDEの優れた事業基盤をもとに、当社が培ってきた経営改善ノウハウや丸紅グループのネットワークを活用した国内外の販路拡大、仕入・物流面での効率化等のノウハウを提供し、有機的に結合させる」とコメントしている。
(IRuniverse K.Kuribara)