2025/06/02 18:26
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は大きく明暗を分けはじめた。指標となるLME相場が1トン2400ドル台で安定推移し、軽圧メーカー・輸出向けの買いも入ってスクラップ類が下げ渋りから1キロ3‐7円の小幅ながら値を戻す品目が目立つ一方、実需不振と安値決着済みの先決め物相場に引きずられる形で、引き続き値を消しているからだ。、主力のADC12で2日現在、上旬比で高値5円安の1キロ370‐385円の水準にある。米の自動車関税の発動などを背景に中国市場からあふれでた輸入塊が日本市場に向かう流れに一段と弾みがつく展開も予想され、下げ余地は限定的ながら目先、「製品独歩安」相場が続きそうな気配である。
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