去る5月28日に参議院を通過して無事成立したGX推進法ですが、これで来年度から大手企業に対して排出量取引市場への参加が義務化されることになりました。いよいよCO2排出に値段が付く時代がやってきます。識者の中にはそれでも制度の今後を懸念する意見がないわけではありません。他方で鉱物資源に依存する製造業の比率が比較的高い日本において、曲がりなりにも制度が整備され、取引が始まることになった点は評価されるべき点ではないかと思います。
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