Loading...

夏場のUBC商戦、発生増の時期に300円超のメーカー買値――「ここまでくると投機や仮需」

2025/07/18 00:18
 発生増の時期にも関わらずUBCが、夏の鉄火場相場となっている。メーカーがアナウンスする買値は、置き場で306円もあり、運賃も合わせれば、メーカーの採算が合うか疑わしい取引も見られる。異常相場の背景には、輸出だけでなく、アフターコロナによる家飲みの減少や若者のアルコール離れ、製品ベースでのアルミ缶の値上がりによるペットボトル採用の動きなどがあり、「今年は、例年に比べ発生薄に拍車がかかっている状況」(複数問屋筋)との声が挙がっている。これに缶メーカーのCAN to CANの取り組みも相まって、UBC相場は、予測不能な展開になってきた。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。

関連記事

新着記事

ランキング