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三菱ガス化学 ペロブスカイト走行の小型モビリティデモンストレーターに、高機能ポリマー部材提供

2025/10/30 16:29 FREE
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三菱ガス化学 ペロブスカイト走行の小型モビリティデモンストレーターに、高機能ポリマー部材提供

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:伊佐早 禎則)は、10月29日、株式会社エネコートテクノロジーズ(本社:京都府久世郡久御山町、社長:加藤 尚哉)が開発するペロブスカイト太陽電池に高機能ポリマー部材を提供すると発表した。


 

 同部材は、2025 年 10 月 30 日(木)~11 月 9 日(日)の期間に東京ビッグサイトで開催される Japan Mobility Show 2025 にて、エネコートが展示する「ペロブスカイト太陽電池で走行する小型モビリティデモンス トレーター」に搭載される。


 

 ペロブスカイト太陽電池は、「軽量」「曲がる」「低照度でも発電可能」など従来の太陽電池には無い優れた特長を併せ持っており、建物・モビリティ・IoT デバイスなど、これまでに適用が困難であった多様な領域への応用 が期待されている。


 

 同社は、中期経営計画「Grow UP 2026」において ICT、モビリティを研究開発の重点領域と定めるなか、当該領域における有望技術であるペロブスカイト太陽電池と各種素材・部材を組み合わせることで、新たな価値の創出を進めてきた。


 

 ペロブスカイト太陽電池を幅広い領域に展開し、効率的に発電するには、光を発電層まで効率的に導く光学 性能と、周囲環境に調和する意匠性の両立が重要です。同社がエネコートに提供する高機能ポリマー部材は、 ペロブスカイト太陽電池の発電波長域において優れた光透過性を有し、意匠性を損なわない高い透明外観を実現している。軽量性にも優れ、発電性能とデザイン性を両立している。


 

 同社は、ミッション「社会と分かち合える価値の創造」のもと、これまでも光学特性・機械特性・電気特性・燃焼 性・意匠性など様々な特性を有する高機能ポリマーと高機能ポリマー部材を創出し、各種市場へ供給してきた。


 

(IR universe rr)

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