中国政府系経済紙の上海証券報は3月24日、「ギニアのシマンドゥ鉱山から採掘された鉄鉱石が3月22日に大連港に到着した」と伝えた。シマンドゥ鉱山は2025年11月に開業したばかり。中国東北部への直接輸出は初めて。

輸出されたのは高級赤鉄鋼20万5000トンで、シンガポール船が輸送した。中国側はこれを、同国東北部の鉄鋼業で使用したい考え。1月には香港経由での陸路での輸送があった。
シマンドゥ鉱山は「世界最大の未開発鉄鋼鉱山」と言われ、約50億トンと言われる豊富な資源量が特徴だ。中国国有鉄鋼の中国宝武鋼鉄集団と英豪資源リオ・ティントなどが開発する。特に中国系は関連する物流インフラの整備なども手掛け、「中国によるアフリカ開発の成功例」と言われてきた。
シマンドゥ鉱山の開発は約28年間にわたり遅延や中止に見舞われてきた。このため、ギニア側にとっても、11月の開業時は祝日にするなど、国を挙げての大事業となっている。ギニア政府は、シマンドゥ鉱山とその関連産業が2040年までに同国の実質国内総生産(GDP)を現在の4倍に増やし、インフラ、教育、エネルギー分野への2000億ドル以上の投資に火をつけると予想している。
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(IR Universe Kure)