基準となるLME銅相場の動きは大幅続落。イランリスク長期化懸念が重しとなり軟調な動きが支配的となった。19日には一時1万1754ドルの安値まで下落し、昨年12月19日以来の安値に沈ん だ。セツルメント月間LOWは19日CASH 11,826.0ドル、3M11,930.0ドル。HIGHは2日CASH 13,230.0ドル、3M13,290.0ドル。
月間平均では、CASH物で前月12,968ドルが12,499ドル、3М物で同じく13,049ドルが12,583ドル(小数点以下四捨五入)と揃って大幅続落。
3月のアルミは銅の動きから乖離。イラン侵攻による中東からの供給リスクを受け急騰、後半上げ一服ののち中東精錬所へのイランからの攻撃をきっかけに最終盤急反発した。高値圏はほぼ2018年以来の高水準となった。月間HIGHは、31日CASHもの3,585.50ドル、3Mもの3,506.00ドル。月間LOWは19日のCASHもので3,200.00ドル、3Mで3,155.00ドル。月間平均はそれぞれ前月3,065ドルと3,091ドルに対し当月3,370ドルと3,342ドル(小数点以下四捨五入)、と大幅反発。供給不安から現先バックワーデーションが40-50ドル近辺で現出した。
LMEアルミ相場vs銅相場推移(USD/t)3か月
LME在庫は、前月を継承し46万トン台央水準からスタート、一貫して減少傾向に入り20日41万トン台央まで低下。キャンセルワラント比率は前月終盤の9%からキリ上がって、おおむね40%直下水準で経過した。

NSP相場は、LMEアルミ相場動向との連動して推移。583円スタート、前半ピーク13日668円をつけたのち、LME軟調局面に連れて23日613円まで低落し。その後LME急騰を受け上昇局面に転じピークは30日674円を付けた。月間平均は2月567.22円に対し3月635.67円へ68円45銭高と急反発した。
NSP(JPY/Kg)とLMEアルミ相場推移($/トン)1カ月
(2026年2月~3月のLMEアルミ相場&在庫の推移)
NSP相場推移(JPY/KG)
(為替相場の推移)
(IRUNIVERSE S. Aoyama)