カナダ資源のアルモンティ・インダストリーズ(Almonty Industries)は4月13日、自社ホームページ上で、「本社をカナダのトロントから米モンタナ州ディロンに移転した」と発表した。米国企業になることで、軍需物資であるタングステンの米国への供給体制を強化する。
アルモンティは発表資料中で、今回の移転について「米国と戦略的に連携し続け、重要資材の安全で透明かつ西側に連携したサプライチェーン(供給網)を支援する役割を反映した」と説明した。「米国政府機関、防衛請負業者、産業パートナーなど主要な株主との関係を強化し、米国と連携したタングステン主力メーカーとしての役割を強める」とも述べた。同社のルイス・ブラック最高経営責任者(CEO)も「株主など同社の投資家らは、中国依存のない西洋タングステンサプライチェーン構築の緊急性を認識している」と述べた。
アルモンティは韓国の休眠鉱山だった上東タングステン鉱山を3月に再開させたばかり。同社は2025年に株式上場先をカナダから米国に鞍替えし、米モンタナ州の鉱山も買収していた。
関連記事:韓国の上東タングステン鉱山が再開 3月17日に式典、世界最大級 APTは急伸続く
関連記事:加アルモンティ、米タングステン鉱山を買収 米国向け供給に尽力へ、国防省とも協議
(IR Universe Kure)