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豪South32社の四半期報告 マンガン通年生産見通しを6パーセント下方修正 アルミナは順調

2026/04/24 12:54
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豪州資源企業South32社は4月22日、3月末日まで(同社の第三四半期)の四半期報告書を発表した。全体的な事業成果に関しては、“悪天候の影響があったにもかかわらず堅調な業績を達成した”とまとめられており、豪州マンガン事業を除くすべての事業で年間生産見通しが維持されたということだが、このマンガン事業に関しては通年生産見通しを6パーセント下方修正することとなったという。また、当四半期報告書では、まず初めに、3月14日にWorsleyアルミナで発生した事故により致命的な怪我を負った従業員の家族や同僚への言及があり、お悔やみの言葉が述べられている。

 

豪州マンガン事業の2026年3月四半期の生産量は、前四半期比で27パーセント減少し、806,000wmt(Wet Metric Tonne)から589,000wmtとなり、その結果、同社は年間生産見通しを3,000,000kwmtへと6パーセント下方修正することになったとのこと。今回の下方修正に関しては、当四半期に降雨期の影響を受けたことや熱帯低気圧Narelle被害があったことで敷地内の水位上昇への対応を継続したことが主な要因として挙げられている。ちなみに、この豪州マンガン事業は、South32社が60パーセントのシェアを持つ。

 

その他のアルミナ事業などは概して順調だったようで、 2026年3月までの累計生産量は前年同期比1パーセント増加、また、ブラジル・アルミナは電解槽の安定性と生産量が改善したことで過去最高の生産量を達成したという。社全体としては、アルミニウムおよびベースメタル市場の堅調な推移による恩恵を受け、HermosaのTaylor亜鉛-鉛-銀プロジェクトの建設の推進、成長に向けた1億5,800万米ドルの投資を行った後、3月四半期には1億2,100万米ドルの純キャッシュ創出を達成したとのこと。なお、HermosaのTaylorプロジェクトのマイルストーンおよび設備投資の評価は、2026年6月期半期中に完了見込みであるという。

 

中東紛争の各事業への影響に関しては、“サプライチェーンへの潜在的な影響を軽減するため、全事業拠点において対策を講じた”とのことで、現時点ではディーゼル燃料の不足は発生していないものの、引き続き状況を注視していくと述べられている。また、この中東紛争に起因して世界的な運賃および原材料価格が上昇しているため、こうした状況が当会計年度中継続した場合には、コスト上昇が起こるであろうとの忠告も行われた。

 

 

 

(IRUNIVERSE A.C.)

 

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