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2026年4月LMEアルミ&NSP相場推移 中東供給懸念を背景に続伸、高値圏維持も終盤は調整に

2026/05/01 13:35
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2026年4月LMEアルミ&NSP相場推移 中東供給懸念を背景に続伸、高値圏維持も終盤は調整に

基準となるLME銅相場の動きは大幅反発後、高値圏での乱高下。月初はイラン情勢の緊張緩和(停戦合意)を受けて急反発し、その後も停戦協議期待と難航懸念が交錯する中で、13,000ドル台を軸とした高値圏推移となった。
月間の値動きを見ると、
CASHの月間LOWは4月2日 12,147.0ドル、3Mは12,236.0ドル。
一方、HIGHは4月24日 CASH 13,230.0ドル、3M 13,295.0ドルと、いずれも月後半にかけて高値を更新した。
月間平均では、
CASH物が12,891ドル、3M物が12,970ドル(小数点以下四捨五入)と、前月の大幅下落から一転して明確な反発基調となった。

4月のアルミ相場は、中東情勢を巡る供給不安を背景に5週連続上昇の流れとなり、月を通じて高値圏での推移が続いた。銅とは異なり、実需というよりも供給サイドの地政学リスクに強く反応する展開となった。
月初はイラン情勢の緊張を背景に続伸。その後、米・イラン停戦合意により一時的に上昇圧力は緩和されたものの、ドル安や需給引き締まり観測が支えとなり、相場は再び上昇基調を維持した。中旬以降は中東リスク後退を織り込みつつも、供給懸念が完全には払拭されず、押し目買い優勢の展開となった。
月後半にかけても強地合いは継続し、20日週には5週続伸を記録。ただし月末にかけては、米・イラン和平協議の停滞や株価軟調を嫌気し、小幅ながら調整局面となった。
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■ 月間レンジ
月間HIGHは、
•    CASH:4月24日 3,685.00ドル 
•    3M:4月16日 3,636.50ドル 
月間LOWは、
•    CASH:4月9日 3,494.50ドル 
•    3M:4月2日 3,425.00ドル
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■ 月間平均
月間平均は、
•    CASH:3,601ドル 
•    3M:3,546ドル(小数点以下四捨五入) 
前月(CASH 3,370ドル、3M 3,342ドル)に対し、
それぞれ約230ドル、200ドルの上昇と、続伸となった。
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■ 在庫動向
在庫は3月末の約41.6万トンから、4月末には約36.7万トンまで減少。
月を通じて一貫して取り崩しが進み、需給引き締まりを示唆する動きとなった。キャンセルワラント比率は前月終盤の35%から13%付近まで急低下した。
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■ 市場構造:バックワーデーション縮小
3月に見られた供給不安主導のバックワーデーション(現先逆ザヤ)は、後半まで拡大78ドルまで達したが、中東リスクの一部織り込みとともに、終盤期近プレミアムは50ドル台まで低下し、よりフラットなカーブへ移行した。
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■ 総括
4月のアルミ相場は、
中東供給リスクを主因とした上昇トレンドが継続しつつも、過熱感を伴いながら高値圏での調整局面へ移行
したと整理される。
在庫減少が価格を下支えする一方で、地政学リスクに対する市場の感応度はやや低下しており、今後は
•    中東情勢の実体的影響 
•    ドル動向 
•    非鉄全体への資金フロー 
が、さらなる上昇か調整かを分ける焦点となる。

LMEアルミ相場vs銅相場推移(USD/t)3か月


 

NSP相場
NSP相場はLMEアルミ相場の上昇に連動し、高値圏での上昇基調となった。月初は689円でスタートし、その後も堅調に推移。中旬にかけて上昇し、14日に722円と月間高値を記録した。
その後はやや調整局面に入り、10日には680円と月間安値を付けたが、全体としては700円前後のレンジで底堅く推移。下旬には再び持ち直し、23日以降は720円台に再上昇する場面も見られた。
月末は701円とやや軟化して終了したものの、総じて高値圏を維持した。
月間平均は703.63円と、前月635.67円に対し、67円96銭高の大幅続伸となった。

NSP(JPY/Kg)とLMEアルミ相場推移($/トン)1カ月

 

(2026年3月~4月のLMEアルミ相場&在庫の推移)

NSP相場推移(JPY/KG)


(為替相場の推移)

 

 


(IRUNIVERSE S. Aoyama)

 

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