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リケンテクノス 産産連携で塩素含有廃プラの脱塩油化技術の開発に本格着手

2026/05/25 20:51 FREE
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リケンテクノス 産産連携で塩素含有廃プラの脱塩油化技術の開発に本格着手

 リケンテクノス株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 社⻑執⾏役員:常盤 和明)は、5月25日(月)、株式会社アシストならびに株式会社ケー・シップと共同で塩素含有廃プラスチックを熱分解して極めて低塩素濃度の回収油を得る脱塩油化の技術開発に本格着手すると発表した。回収油に含まれる塩素の含有量を10ppm以下にする技術開発をパイロットスケールで進めることを目的に、3社間で共同研究開発契約書を締結した。


 我々の日常生活や経済活動は、原油やナフサをはじめとする石油資源を原料としたエネルギーや製品によって幅広く支えられている。一方で、これらの資源は供給や価格の変動に影響を受けやすく、安定的な確保と持続的な利用が重要な課題となっている。また、近年は廃棄プラスチックや二酸化炭素排出の問題がクローズアップされ、カーボンニュートラルや資源循環の必要性が唱えられている。

 

 国内の廃棄プラスチックは、7割以上がサーマルリカバリーや単純焼却・埋立処理されており、化石燃料の使用量を減らして循環型経済への移行を進めるため、再資源化に向けた研究開発が産官学で活発に進められている。一方、プラスチックには多くの種類があり、それらが混合した一般廃プラを再資源化するには種類ごとの分別が望ましいものの、その処理には多大なコストがかかるという課題がある。

 

 こうした混合廃プラを一括処理できる有力な選択肢の一つが、化学反応を用いたケミカルリサイクルで、廃プラを油分としてリサイクルする場合、原料となる混合廃プラにPVC等由来の塩素成分が含まれていると、回収油は燃料や化学原料としても利用しにくくなる。そのため廃プラの分解油化では、油化工程で塩素成分をいかに除去するかが重要とされている。これまでも脱塩技術の研究開発が行われてきたが、実用レベルには至っていなかった。

 

 同社は数年前から、株式会社アシストおよび株式会社ケー・シップと共同で、この脱塩技術の開発に取り組んでおり、8wt%程度の塩素を含む原料廃プラを熱分解して得られる回収油について、残存塩素濃度が10ppm以下となるような脱塩油化技術をラボスケールで共同開発した。


 今般、今後の開発検討をさらに加速するため、3社による共同研究開発契約を締結した。2027年中にパイロットスケール装置の建設を目指し、ラボ実験の結果を再現できるよう開発・検証を進めていく。


 


 

(IR universe rr)

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