5月28日9時半、財務省は26年4月の貿易統計を発表した。電炉鋼メーカーが鉄スクラップを溶かす際に使用する人造黒鉛電極(以下電極)の輸出入状況は次の通り。
4月の電極輸出量は、前年同月比43.2%減の570トンと、2ヵ月連続で大幅減少。前月比27.0%減(3ヵ月ぶり)。輸出平均価格は同4.2%下落し61.9万円/トンと2月連続で前年同月を下回った。前月比19.3%上昇(2ヵ月ぶり)。なお、主要国別の輸出状況については、「黒鉛電極:国別電極輸出状況(26年4月)」を参照。
図表1、人造黒鉛電極の輸出量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
一方、電極輸入量は、前年同月比99.8%増の1,102トンと、2ヵ月ぶりに増加。前月比5.8%増(3ヵ月ぶり)となった。輸入平均価格は同21.0%上昇(10ヵ月連続)し、58.1万円/トン。前月比5.5%上昇(3ヵ月ぶり)した。なお、主要国別の輸入状況については、「黒鉛電極:国別電極輸入状況(26年4月)」を参照。
図表2、人造黒鉛電極の輸入量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
<参考>
依然、国内平均価格は、輸出平均価格を上回っているが、輸出平均価格は、4ヵ月ぶりに輸入平均価格を上回った。
図表3、電極輸出入価格の推移(千円/トン)
出所:貿易統計・生産動態統計よりIRU作成