豪Larvotto Resources社は6月9日、豪州ニューサウスウェールズ(NSW)州のHillgroveアンチモン金プロジェクトにおける金精鉱の販売に関して、世界的な資源企業グレンコア・インターナショナルAGとの間に拘束力のあるオフテイク契約を締結したとの声明を発表した。
声明によれば、今回のオフテイク契約はHillgrove鉱山での採掘操業開始後7年間の金精鉱生産を対象とするもの。同鉱山は、予算内で計画通りに進捗しており、2026年8月の試運転開始が見込まれているという。
Larvotto社曰く、今回のオフテイク契約により、すでに締結したWogen Resources社とのアンチモン精鉱販売契約と合わせて、同社はHillgroveプロジェクトの主要精鉱製品に関して主要な販売戦略を完成させたことになり、また、初生産に向けて順調に進む中、同プロジェクトの主要な収益源に対する確固たる道筋が確保された形だ。
Ron Heeksマネージング・ディレクターは、グレンコア社という世界的に認知されたオフテイクパートナーを確保できたことを、同プロジェクトの開発段階から操業段階への移行における“もう一つの重要なマイルストーン”であると語り、同時に、昨今の金価格上昇に伴い、本オフテイク契約に向けた入札プロセスではあらゆる主要商品取引企業から高い関心が寄せられたことも明かした。
なお、同プロジェクトでは、アンチモンと金のほか、副産物としてタングステン精鉱の生産可能性にも言及がなされている。現在冶金試験が進んでおり、開発活動の進展次第で、オフテイク契約に関する協議も進展していく見込みであるという。
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