LME亜鉛相場(2026年6月)
LME亜鉛相場は高値圏で推移した。月前半は需給引き締まり観測を背景に上昇し、18日にはCASH3,637ドル、3M3,638ドルまで上昇した。その後はドル高進行や商品市況の軟化を受けて反落したものの、月末にかけては3,400ドル台を維持。LME・SHFE在庫の低位推移を背景とした需給引き締まり観測が、引き続き相場を下支えした。
月間HIGHは3日CASH3,624.5ドル、3M3,639.5ドル。LOWは25日CASH3,432ドル、3M3,425ドル。
在庫は月初11万3,800トンから月末11万9,825トンへ増加、キャンセルワラント比率は月後半12%へ低下、現物需要のひっ迫感は一服。
総じて6月は、月前半に需給引き締まり観測を背景に3,600ドル台まで上昇したものの、後半はドル高や商品市況の軟化を受けて反落した。それでもLME・SHFE在庫の低位推移が相場を下支えし、3,400ドル台を維持した月と整理される。
LME亜鉛 VS LME銅相場推移($/トン) 3カ月
LME亜鉛相場推移($/トン) 1年

国内亜鉛建値
国内亜鉛建値は6月を通じて乱高下した。月初は前月末631円から628円へ小幅引き下げられたものの、LME亜鉛が3,600ドル台へ上昇したことを受け、4日に643円、18日には646円まで引き上げられた。しかし月後半はLME亜鉛がドル高や商品市況の軟化を背景に3,400ドル台前半まで調整したことから、25日には613円へ大幅引き下げられた。その後はLME亜鉛の持ち直しと円安進行を背景に、7月1日には649円へ急反発した。総じて6月は、LME亜鉛の高値更新後の調整を反映しながらも、円安を背景に国内建値が大きく変動した月と位置付けられる。
LME亜鉛($/トン、左軸) VS 国内亜鉛建値(JPY/kg)推移 1カ月
為替円(USD TTS)
(2026年5月~6月のLME亜鉛相場&在庫の推移一覧)
国内建値推移(JPY/Kg)
(IRUNIVERSE S. Aoyama)