LME錫相場(2026年6月)
LME錫相場は乱高下の末に反落した。月前半はAI・電子材料向け需要期待や非鉄相場全般の堅調を背景に上昇し、17日にはCASH55,365ドル、3M55,344ドルまで上昇した。その後はドル高や商品市況全般の軟化を受けて急落し、24日には3Mが49,681ドルまで下落。一方、月末にかけては5万ドル台を回復し、下げ渋る展開となった。
月間HIGHは2日CASH57,525ドル、3M57,775ドル。LOWは24日CASH49,550ドル、3M50,100ドル。
月間平均はCASH 53,357.50ドル、3M 53,601.59ドルとなり、前月平均(CASH CASH53,687ドル、3M53,760ドル)に対して3カ月ぶりに小幅反落した。
総じて6月は、月前半にAI・電子材料向け需要期待を背景に5万5,000ドル台まで上昇したものの、後半はドル高や商品市況の軟化を受けて5万ドルを割り込む場面もみられた。月末には5万ドル台を回復したが、乱高下を伴う調整色の強い月となった。
LME錫VS銅相場推移($/トン) 1カ月
■ 在庫動向
在庫は月初8,850トンから月末8,560トンへ小幅減少。総じて8,000トン台後半で推移した。
キャンセル比率は前月の5%内外%レンジから10%内外に拡大した。

(2026年5月から6月のLME錫相場&在庫の推移)

(IRUNIVERSE S. Aoyama)