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住友化学、バイオマス原料を使用した液晶ポリマー量産化に向けた実機生産に成功

2026/10/06 17:58 FREE
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住友化学は6日、バイオマス原料由来モノマーを一部使用した液晶ポリマー(バイオ由来LCP)の実機生産に成功したと発表した。同社はLCPのグローバルサプライヤーとして、バイオマニュファクチャリング技術に基づくバイオ由来LCPの量産体制を整備しており、実機生産で得られたサンプルの顧客への提供を開始する。

LCPは、耐熱性と難燃性に優れたスーパーエンジニアリングプラスチックの一種であり、特にその流動性を生かしてスマートフォンなどの電子機器、自動車、OA機器など幅広い分野で用いられている。従来、その原料の多くは化石資源に由来してきましたが、持続可能な社会の実現に向けて、バイオマス原料への転換やカーボンフットプリントの削減が期待されている。なお、バイオ由来LCP製造において住友化学が使用する製造プロセスは、バイオマス原料とそれ以外を完全に分離して管理し、製品中のバイオマス原料含有量が明確な「セグリゲーション」方式を採用している。

住友化学は、顧客におけるニーズの高まりを受け、バイオ由来LCPの開発を進め、25年6月には量産技術を確立した。その後、技術のスケールアップに向けた検討を進め、このたび、実機による生産で、バイオマス原料由来モノマーを一部使用し、従来の化石資源を用いたものと同等のLCPが生産できることを確認した。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

Kota Kuribara

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