HARITAは14日、モメンタムファクトリー・Orii(富山県高岡市、折井宏司代表)との異業種連携の取り組みが、産業環境管理協会(後援:経済産業省)主催の令和8年度「資源循環技術・システム表彰(第52回)」において、「一般社団法人産業環境管理協会会長賞」「コラボレーション賞(3R製品開発部門)」を受賞したと発表した。受賞テーマは「伝統産業とリサイクル技術の『新結合』による廃家電由来100%リサイクル銅合金アップサイクル製品の開発と普及」。
同事業では、役目を終えたエアコンなどの使用済み家電製品から回収した銅合金スクラップを100%原料として活用。そこに、高岡銅器に受け継がれる職人の鋳造・着色技術と現代的でクリエイティブなデザインを掛け合わせ、コースターや箸置きなどのアップサイクル製品として新たな価値を創出した。
HARITAは原料抽出や品質管理の役割を担い、次世代型自動選別プラントを活用し、不純物を極限まで除去した高品位なリサイクル銅合金原料を安定的に供給している。また、製造工程における品質管理に加え、脱炭素化に向けた検討も進めているという。
さらに、今回の取り組みでは環境配慮製品にとどまらず、資源が製品へと生まれ変わる過程そのものを価値として伝えることを重視。将来的なカーボンフットプリント(CFP)の可視化や、より高度なトレーサビリティの確立に向け、製造工程を伝える動画の公開などを準備している。

(IRuniverse K.Kuribara)