メタル・カテゴリー閉じる

新着情報  - News -

2020/09/25   Fe Scrap ...
2020/09/25   アルミ脱酸材市場も...
2020/09/25   Benchmark...
2020/09/25   アルミUBC自治体...
2020/09/25   伊藤忠、再生可能資...
2020/09/25   アルミニウム圧延品...
2020/09/25   国内パソコン出荷事...
2020/09/25   《Metal Pr...
2020/09/25   《Metal Pr...
2020/09/25   《Metal Pr...
2020/09/25   《Metal Pr...
2020/09/25   20年4Q対日アル...
2020/09/25   国内伸銅品PSI実...
2020/09/25   8月の世界粗鋼 前...
2020/09/25   LME相場続落で、...
2020/09/25   世界の3Dプリンタ...
2020/09/25   世界の3Dプリンタ...
2020/09/25   ヒロセ電機(680...
2020/09/25   鉛バッテリーリサイ...
2020/09/25   MARKET TA...

E-SCRAPの回収量は今後大幅な減少に陥る IERC

2016.01.27 14:45

 オーストリアのザルツブルクで今月19日から22日にかけて開催された第15回国際エレクトロニクスリサイクル会議(IERC)では、エレクトロニクスリサイクル業界にも影響が及んでいる現在の厳しい市況に話題が集中。集荷量と価格の低迷が、業界の存在を脅かすものと捉えられた。今回の会議には世界各国から約500の業界団体が参加し、リサイクル企業が直面する新たな課題について議論を行った。

 

 参加者によれば、Eスクラップの回収重量は今後大幅に減少が見込まれる。最近の小型電子機器への移行が、これらの機器の寿命が終わる頃までには電子廃棄物量に影響してくるものと思われる。機器が小型化することにより、その中に含まれる貴金属など、回収可能な金属量も減少すると言われている。

 つまり、これらの機器からの貴金属など、回収可能な金属の回収量が大幅に減少することになる。

 

 さらに、商品価格の大幅な下落に伴い、Eスクラップの物的価値も大幅に下落している。今後も相当量の電子機器廃棄物が不法に輸出され続けるということについても意見が交わされた。


 

 厳しい市況により、多くのEスクラップリサイクル事業者の収益が悪化。結果として、特に欧州と北米で多くの事業者がリサイクル施設の閉鎖に追い込まれている。また、多くの事業者がこの困難な時期を生き延びようと、事業の多角化を迫られている。


 米国シムズ・リサイクリング・ソリューションズのSteve Skurnuc氏とオランダのフィリップ・グループ・サスティナビリティのMarkus Laubscher博士は再生可能な商品が製造ラインに戻り、廃棄された電子機器が可能な限り環境に優しい方法で確実に処理されるために、リサイクル業界が果たす役割は大きいと述べた。


 

 2016年国際エレクトロニクスリサイクル会議はメーカー、リサイクル企業、設備メーカー、リサイクル団体、標準化団体、NGO、監督機関など、500以上の団体が一同に会するリサイクル業界で最も重要なイベントである。

 

(IRUNIVERSE O.Sasaki)

 

関連記事