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9月の銅の概況及び10月の見通し   橋本アルミ(株) 橋本健一郎

2018.10.03 12:31

予想レンジ

 LMEセツル   5900-6400ドル         

 建値       700-770円            

 為替       111~114円 (1か月間TTM)  

 

 

■国際概況

 前半は、トランプ米大統領は7日にも2000憶ドル相当の中国製輸入製品に対して25%の上乗せ関税を課し、中国政府は関税が発動されれば報復措置を講じると警告するなどのマイナス材料もあったが、トランプ政権が通商問題で中国政府と交渉の場を持つことに意欲を示していること、中国8月の製造業PMIが51.3に上昇したと発表。予想は51.0への低下だったなどを好感しUP。

 9月15日時点で5946.5ドル(セツル)と月初価格より95ドル安の前半締めとなった。

 

 後半は、トランプ政権は24日から中国の輸入品2000億ドルに10%の追加関税を課し、中国も報復関税を発動した。中国政府高官が米との貿易交渉を一旦取りやめたと報じられ、米中双方の歩み寄りが難しいとの見方が市場心理を冷やしたなどの悪材料もあったが、米国とカナダが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で妥結し、米国を中心とした貿易摩擦を巡る不透明感がやや晴れたなどを好感しUP。

 10月2日 現在、後半スタート価格から312ドルUPの6172ドル。

 

 建値75万円のスタート。

 

 

■前月の経済指標

 ◆月間のドル/円レート (TTS)

 111.19 → 113.74(円)

 グラフ

                                                                     出展  MIRU

 

 

 ◆自動車生産台数                                      

 日本自動車工業会によると7月の自動車生産台数は前年比-2%の80万1778台であった。

表

 

 

 ◆自動車販売台数

 日本自動車販売協会連合会によると9月の自動車販売台数(軽除く)は前年比-3.1%の30万8324台

表

 

 

 自動車生産台数

グラフ

                        出典 日本自動車工業会

 

 

 自動車販売台数推移

 グラフ

                      出典 日本自動車販売協会連合会

 

 

 新設住宅着工件数推移

 国土交通省統計によると平成30年8月の住宅着工戸数は81,860戸で、前年同月比で1.6%増となった

表とグラフ

                            出典 国土交通省統計

 

 

◆貿易関連指標

 輸出

 財務省貿易統計によると輸出は前年比で電気銅が+20.2%の4万9793t、スクラップが-31.1%の1万8118t。

表

 

 

 輸出推移

 グラフ

 

 

 輸入

 輸入は 電気銅が前年比-33.3%の2830t、スクラップ -12.3%の1万13t

表

 

 

 輸入推移

 グラフ

                                出典 財務省 貿易統計

 

 

■前月の国内指標   

 日本伸銅協会発表の伸銅品生産推移(速報)によれば前年比-1.3%の5万9213t

グラフ

                            出典 日本伸銅協会

 

 

日本電線工業会発表の出荷速報(推定)

 銅電線出荷量は、前年比+2.2%の5万4800tであった。

グラフ

                            出典 日本電線工業会

 

 

■国内概況まとめ

【自動車】

 7月の四輪車生産台数は80万1778台で、前年同月比-2%となり2カ月連続減少。

 輸出は37万1612台で前年同月比+3.4%。

 

【販売】

 8月の国内自動車販売台数(軽は除く)は30万8324台 で前年比-3.1%。

 2カ月連続減少

  内  乗用車  -4%  

     貨物   +2.4%      

     バス   +14.1%    

 

【住宅】

 ・ 平成30年8月の住宅着工戸数は81,860戸で、前年同月比で1.6%増となった。また、季節調整済年率換算値では95.7万戸(前月比0.0%減)となった。

 ・ 住宅着工の動向については、前年同月比で3か月ぶりの増加となっており、利用関係別にみると、前年同月比で持家、貸家、分譲住宅ともに増となった。

 ・ 引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要である。     

 

【伸銅品生産】

 伸銅品生産 前年比-1.3%の5万9213t 3か月連続減少。

    内需 4万9595t -0.6%  3カ月連続マイナス

  輸出   9618t  -4.5%  3カ月連続マイナス

  銅条 1万9438t -2.9%  3カ月連続マイナス

  黄銅棒1万4387t +0.5%   3カ月振りプラス

 

【電線】

前年比+2.2%の5万4800t

 うち 国内 +2.5% 輸出が -10.6%       

    通信 +1.1%、電力 0% 電気機械 -0.7% 自動車 +4.1%

    建設電販+4.5% その他内需+2.5%

 

【輸出】   

 電気銅輸出が+20.2%の4万9793t。

 銅スクラップは-31.1%の1万8118t。

 

【輸入】

 電気銅が-33.3%の2830t。

 スクラップは-12.3%の1万13t。

 

【見通し】

 ・自動車は生産が-2%。国内販売台数が前年比-3.1%

  生産、販売とも2カ月連続マイナス。

  販売のマイナス幅が拡大しておりこれが続くかどうか今後に注目。

・ 住宅着工の動向については、前年同月比で-+1.6%と3か月ぶりプラス。

 今後プラス傾向が続くのか今後の動向に注目

・伸銅品 3カ月連続減少 前年比-1.3%。

 需要の多い銅条3カ月連続マイナス、黄銅棒は3カ月振りプラス、輸出3ヵ月連続マイナス。

 微減ではあるが今後マイナスが続くか注目。

・電線 前年比+2.2%の5万4800t

 輸出が―10.6%。

 需要の多い 自動車、建設電販がそれぞれ +4.1、+4.5%

 建設電販が5カ月連続プラスに!

・銅輸出は 地金は円安から増加 スクラップは内需用途から減少

・銅輸入は LME価格の上昇や円安を受けての割高感から減少。

 

【スクラップ景況予想】

 流通在庫は月初の建値71万から一時75万まで上昇したため多少でてくるが問屋の塩漬け在庫は建値80万時のものと言われておりでてこないのでは?。

 需要面に関しては足元の生産状況が比較的良好。

 秋冬の需要に向けて購入意欲は高いが品費の良いスクラップは高値で購入したもので問屋の出し渋りが考えられ建値が更に上昇しなければ需給は引き締まるのではないか

                                              

【LME・為替予想】

 今月は米中貿易戦争とLME銅在庫の動向に左右される

 米中貿易戦争に関しては2000憶ドル相当の中国製輸入製品に対して25%の上乗せ関税を課す予定はを10%に減少させ中国高官との交渉を検討するなどの譲歩はあったが結果 交渉は流れまた追加関税に言及してる事から治まる気配はないのではないか?

 LME在庫の動向に関しては 先日 長い間の節目であった20万tを切った。 これは中国環境規制の銅スクラップなどの輸入減少から電気銅を買う傾向が流暢になってきてるあらわれ今後もこの傾向が続くのではないか?

 これらを踏まえた9月の銅価格は

 米中貿易戦争で緩和に向かう何かしらの話し合いや政策がでてLME在庫が19・18万tと順調に減少した場合、6400ドル付近

 両条件が揃わなかった場合現状からもう一段安の5900ドル付近まで下落するとの予想。

 ドル円値は111円~114円(TTM)台を予測。

 銅建値に関しては700-770円程度と予測している。    

 

 

 

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