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RSテクノロジーズ(3445) 20/12上期決算メモ 

2020.08.14 09:15

 新中計で再生・プライムウエーハ両輪で23/12期に売上高316億円、営利68億円目指す。

 

 

要 約

 ・20/12上期はウエーハ再生事業の能力増が寄与し1.1%増収6.3%営利減と計画上振れ

 ・20/12期は上期上振れ分を期初計画に増額し4.1%減収8.8%営利減予想は再増額含み

 ・新中計の23/12期売上高316億円、営利68億円目標の達成は十分可能

 

 

20/12上期はウエーハ再生事業の能力増が寄与し1.1%増収6.3%営利減と計画上振れ

 8/7に20/12上期決算が開示された。既に7/29に増額修正がなされていたが、売上高126.53億円(1.1%増、計画比14.53億円増額)、営業利益25.80億円(6.3%減、同)、経常利益28.98億円(0.8%減)、税引利益16.86億円(2.1%減)となった。

 

 主力事業別では、ウエーハ再生事業57.09億円(8.0%増)、営利20.72億円(7.6%増)と、ユーザーの旺盛な需要を背景に、能力増強効果もあり増収増益を確保した。RS本社が売上高52.22億円(17.1%増)、営利9.82億円(7.8%増)に対し、特に台湾が繁忙で、台湾子会社は売上高23.75億円(41.9%増)、営利767億円(37.2%増)となっている。一方北京子会社のプライムウエーハ事業は世界的な景気減速、米中摩擦などが影響、売上高47.75億円(16.8%減)、営利8.72億円(31.2%減)と低迷した。

 

 

グラフ

 

 

グラフ20/12期は上期上振れ分を期初計画に増額し4.1%減収8.8%営利減予想は再増額含み

 上期が期初計画比増額修正で着地した事を受け、しかしコロナ影響、米通摩擦激化など不確実要素があることから、会社側は20/12期業績を、上期増額分だけ上乗せし、売上高235億円(4.1%減)、営利43億円(8.8%減)、経常利益48億円(11.4%減)、税引利益28億円(7.8%減)予想とした。現状、DRAMはGAFAの買いだめの反動もあってか、市場が一服も、先端デバイス、3DNANDの需要は堅調に推移、バージンウエーハも300mmは数量増、価格も安定しており、300mm再生ウエーハ需要も堅調に推移する見通し。このため下期も再生ウエーハ事業について200mm以下は減速も、300mmが堅調で収益を支えよう。一方、プライムウエーハ事業は9月に増設設備が完成、一方で世界的な景気減速、米中摩擦激化などで上期と同様な状況が続こう。しかし期初計画69億円(31%減)に対し、上期既に47.62億円(17.0%減)と進捗率69%に達しており、通期増額が見込まれる。なお9月に8インチプライムウエーハ新工場が稼働、順次拡大を進めるため、Q4に大幅な償却増が見込まれ、営利段階では大幅減益は避けられない。

 

 全体を通じ、再生ウエーハ事業の増額修正、プライムウエーハ事業もコロナの中国での影響が織り込んだほどになく、上期に製品収率アップと原材料コストダウンが図られており、こちらも売上増額効果で利益も上振れが見込める。このたま20/12期は増額修正予想に対しても再増額の期待がある。

 

 

地図新中計の23/12期売上高316億円、営利68億円目標の達成は十分可能

 会社側では2月に23/12期までの中期計画を開示、23/12期に売上高316億円、営利68億円を目指すこととした。今回、20/12期を増額したものの、中計数字は据え置いた(決算等の説明会は9/3WEB開催予定)。但し、投資計画において、プライムウエーハ投資について、12インチのニーズが高いため、8インチ増設の一部を留保、12インチウエーハ開発加速を決めた。

 

 今後、5GやIoT、自動車でも無人運転、EV化などに加え、アフタコロナでリモートワークなどの進展やAR,VRなどの普及加速など、半導体需要の拡大が加速する状況にあり。同社は積極的な増産を進めることで、中計達成は可能と判断する。

 

 

表

 

 

表とグラフ

 

 

(H.Mirai)

 

 

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