脱炭素を巡る2021年の動きを総括すると、やはり目立つのは先ごろイギリスで開催されたCOP26における国際交渉の前進だったと思います。特に過去2回のCOPで合意に至らなかった排出枠取引について何とか合意できたことから、世界各国がパリ協定に基づいた削減目標に向けて走り出すことができるようになった点を評価したいと思います。

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