炭酸ストロンチウム&バリウム市場近況2022#秋 Sr供給過剰気味、Baは高純度品堅調
2022/11/11 18:22
春から下落傾向を示していた炭酸ストロンチウムは足元トン当たり1,400~1,600ドルというレンジで推移している。春先相場のほぼ半値というところまで下落。世界最大のサプライヤーである欧州カンデリウム社はLNG高などエネルギーコスト高で実は値上げを試みたものの、中国相場が下落したことで下値に引っ張られる構造になっている(*結果的にカンデリウムは値上げに失敗)さりとていまだ中国価格はカンデリウム価格より若干高め、100~200ドル高め。
関連記事
- 2025/09/05 バリウム化合物輸入Report #92炭酸バリウム編 中国から名古屋の輸入拡大続く
- 2025/09/03 MLCC輸出入Report #77輸出 中国・香港向け輸出減少の中 全体的に輸出数増加
- 2025/08/22 コンデンサ国内生産Report #90 2025年前半タンタル電解コンデンサ生産額 前年比倍増
- 2025/08/08 バリウム化合物輸入Report #91炭酸バリウム以外 25年前半水酸化バリウム増加 塩化バリウム減少
- 2025/08/08 バリウム化合物輸入Report #90炭酸バリウム編 2025年前半 2011年以来の多い輸入量
- 2025/08/05 MLCC輸出入Report #76輸出 2025年前半 輸出額前年比 2年ぶりに減少
- 2025/07/23 コンデンサ国内生産Report #88 高付加価値タンタル電解コンデンサ生産衰え知らず
- 2025/07/10 経済産業省の重要鉱物安定供給確保に向けた取組方針:戦略的分析と展望 その3
- 2025/07/10 経済産業省の重要鉱物安定供給確保に向けた取組方針:戦略的分析と展望 その2
- 2025/07/10 経済産業省の重要鉱物安定供給確保に向けた取組方針:戦略的分析と展望 その1