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リチウム市況⑤ ついに20万元の大台を割る

 下落の続くリチウム市況は目先の節目と見られていた炭酸リチウム(99.5%、China)で1トン20万元ラインを割り込んだ。炭酸リチウムメーカーの間では減産の動きなども出てきているとされているが、なお下落に歯止めがかからず、調整局面が続いている。

 

 主要指標になる炭酸リチウム(99.5%、China)は4月に入っても下げ基調に変化はなく、6日に3月30日に比べて5%強安い21万7500元でスタートした後、13日に19万2500元まで下げ、あっさり20万元ラインを割った。

 

 (炭酸リチウム(99.5%、China)相場)

 

 年初からの下落率は62%近くになり、昨年11月中旬の史上最高値比では70%近く値を消したことになる。需要動向に影響力を持つEV(電気自動車)を含む新エネルギー車の3月の販売は前年同月比34.8%増の65万3000台、1~3月累計でも1月の不振をカバーして26.2%増の158万6000台となり好調を維持したが、伸び率の鈍化は否めない。

 

 売り手の間には減産の動きも出ているが、在庫調整に手間取っているようで、さらに下値を探る余地もありそうだ。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

 

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