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コマツ、GMと鉱山ダンプの水素燃料電池を共同開発へ 建機向け電池導入に急ピッチ

 コマツは12月13日、自社ホームページ上で、米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)と、水素燃料電池モジュールの共同開発契約を締結したと発表した。コマツのマイニング向け主力機種である超大型ダンプトラック 930Eに搭載する。米国で鉱山用建機の需要が高まる中、急ピッチで次世代動力の導入を進める。

 

プレスリリース: コマツとゼネラルモーターズがダンプトラック向け水素燃料電池の 共同開発契約を締結 | ニュースルーム | コマツ 企業サイト (komatsu.jp)

 

 発表によると、両社は2020年代中頃に、米国アリゾナ州にあるコマツのアリゾナ試験場でGMのHYDROTEC(ハイドロテック)水素燃料電池を搭載した車体の実験を行う。

 コマツによれば、水素燃料電池は軽量で充填時間が短く、積載量を下げることなく多量のエネルギーを効率的に搭載することができるため、次世代の建機用動力としては最適。鉱山向けダンプトラックは1つの鉱山のみで製品寿命を終えることが多いため、車両台数の規模に合わせた水素充填インフラを効果的に準備しやすいというメリットもあるという。

 

 コマツは12月初めに米国の商用車用バッテリーメーカーを買収したばかり。米国では世界的な脱炭素化に伴う動力材料としての鉱物需要の高まりを受け、鉱山用建機の需要が増しているという。

関連記事:週刊バッテリートピックス 「コマツ米電池買収」「CATLなど中韓勢も積極展開」など | MIRU (iru-miru.com)

 

 コマツ自体も中期経営計画で、経営目標として2030年までに製品使用時および生産におけるCO2排出の50%削減(対2010年比)を、チャレンジ目標として2050年までにカーボンニュートラルを達成することをそれぞれ掲げている。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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