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工作機械工業会1月受注確報 1月14.0%減1110億円、13ヶ月連続内外とも減少

1月の工作機械受注が1110億円(14.0%減)、13ヶ月連続で内外とも減少

 

 1/21の15時に日本工作機械工業会の2024年1月工作機械受注確報が開示された。1月受注は1110億円(同月比14.0%減)と13ヶ月連続同月比減となり、季節要因もあり前月比では12.7%減。但し1000億円超は36ヶ月連続しており、底割れ状況にはない。

 

 

外需は6.2%減803.6億円と13カ月連続同月比減も2ヶ月ぶりに850億円割れ

 

 外需は803.6億円(同月比6.2%減、前月比9.5%減)と同月比13ヶ月連続減少、前月比も9.5%減で2ヶ月ぶり850億円割れも800億円はキープした。主要4業種で同月比は一般機械、航空・造船・輸送用機械が増加、前月比では航空・造船・輸送用機械のみ増加。一般機械は293.9億円(同月比7.7%増、前月比8.1%減)と2ヶ月ぶり300億円割れも過去9番目の数字。自動車は190.8億円(同月比6.0%減、前月比10.9%減)と、インドの反動減で2ヶ月ぶりの200億円割れに。電気・精密は78.4億円(同月比42.1%減、前月比31.8%増)と2020年6月の70.2億円以来43ヶ月ぶりの80億円割れと厳しい環境が続いている。航空・造船・輸送機械は69.5億円(同月比42.8%増、前月比4.1%増)と北米、アジアで増加、6ヶ月連続65億円超に。

 

 主要3極別ではアジアが36.82億円(同月比17.5%減、前月比15.4%増)と、同月比2ヶ月連続減。国別では中国が226.9億円(同月比5.5%減、前月比6.0%減)と同月比13ヶ月連続減ながら3ヶ月連続220億円超と底堅い。中国の業種では一般機械が93.8億円(0.8%減)、自動車72.3億円(6.6%減)、電気・精密42.0億円(27.0減)と特に電機・精密が厳しい。その他ではインドが42.3億円(同月比10.7%増)、韓国24.7億円(同月比23.7%増)などが増加。北米は243.3億円(同月比4.5%減、前月比12.7%減)と5ヶ月ぶり250億円割れ、アメリカが210.5億円(同月比7.4%減、前月比12.8%減)で6ヶ月ぶり220億円割れ。北米主要4業種では自動車38.9億円(23.4%減)で2ヶ月連続40億円割れ、一般機械は78.4億円(0.9%減)で7ヶ月ぶり80億円割れ。電機・精密5.5億円(74.8%減)と12月の反動減で36ヶ月ぶりの10億円割れに。欧州は167.4億円(同月比19.7%減、前月比14.3%減)と、17ヶ月ぶり170億円割れに。ドイツが36.7億円(同月比20.6%減)と2ヶ月ぶり40億円割れに。主要業種4業種は一般機械のみ同月比増加。一般機械61.5億円(同月比10.2%増)と2ヶ月ぶり60億円超。自動車は21.1億円(同月比35.0%減、前月に横ばい)で12月の昨年年最低額とほぼ同金額。電機・精密は16.8億円(同月比32.0%減)、航空・造船・輸送用機械は15.9億円(同月比0.9%減)に。

 

 

内需は306.0億円(29.5%減)と17ヶ月連続同月比減も季節要因で前月比も20.0%減に

 

 内需は306.0億円(同月比29.5%減、前月比20.0%減)と17月連続で前年同月比減、前月比は季節要因で20.0%減となり、2021年2月の304.7億円以来、35ヶ月 ぶりの310億円割れに。主要4業種は同月比、前月比全て減少。自動車70.1億円(同月比11.2%減)と2カ月ぶりに同月比減、7ヶ月ぶりに75億円割れに。一般機械は122.8億円(同月比32.1%減)と17ヶ月連続マイナス。特に産業機械向けは102.7億円(34.%編)で35ヶ月ぶりの110億円割れに。電気・精密は40.7億円(同月比48.2%減)と12ヶ月連続減に。航空・造船・輸送用機械は13.6億円(同月比24.5%減)に。

 

 

1月販売3.8%減の1080億円、受注残13.7%減の7887億円は8ヶ月連続同月比減

 

 1月販売は1080億円(同月比3.8%減、前月比31.7%減)と季節性もあり本年度最低額、2022年10月の1093億円以来の低水準に。受注残高は7887億円(同期比13.7%減)と8ヶ月連続同月比減、4ヶ月連続同月比2ケタ減に。

 

 

主要4社1月受注は13.7%減259億円と11ヶ月連続同月比減少


 日刊工業新聞が2/13にまとめた主要工作機械4社の1月受注実績は259億円(同月比13.7%減、前月比13.4%減)と同月比11ヶ月連続減少。内訳は輸出184.48億円(6.3%減)、国内74.63億円(27.9%減)。特に国内は15ヶ月連続で同月比減、本年度最低額更新し21/4の74.62億円以来の75億円割れに。輸出は牧野、ツガミで増加、合計でも牧野が9ヶ月ぶりに同月比2.9%増の74.22億円、ツガミも56.06億円(7.4%増)と13ヶ月ぶりに増加した。国内向けは芝浦機械のみ増加し、他社は2ケタ減に。オークマが国内36.47億円(39.7%減)で3ヶ月連続本年度最低額、21/1の30.92億円以来の低水準。

 

 

米国12月工作金属加工機械受注は11.9%増4.91億$、23年は11.2%減49.39億ドル

 

 2/15に発表された米国金属加工機械受注は4.91億ドル(同月比11.9%増。前月比21.7%増)となった。23年月次では3月の5.48億ドルにつぐ2番目に高い数字となった。

 

 

 2023年では49.39億ドル(11.2%減)と、減少ながらもコンセンサスに対し上回った。中小企業が多いジョブショップ向けは21%減少と金利高などが影響し厳しいものとなった。自動車向けは2%増と2000年以来2番目の大きな投資を行ったトランスミッション会社の大型投資などが寄与、ピーク2015年の1.3%減程度の高水準に。EV向け等に加え内燃機関に対する生産ラインにも多く投資がなされた。航空宇宙向けは9%減となったが過去4番目の高い水準を確保した。ボーイングの問題があった中では健闘したと言える。航空宇宙向けは全体より減少率が低く、2024年も堅調な受注が見込めるとのこと。建機や冷暖房空調向け等は旺盛な建設需要に支えられ3割以上の伸びに。

 

 2024年の予想は示されていないが、切削工具の出荷が2023年は7%増となっており、金属加工プロセスで使用された消耗品の出荷増は追加の生産能力の増強の必要性を示す可能性があり、2024年の受注回復の期待があるとのこと。

 

 

 

(H.Mirai)

 

 

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