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住友金属鉱山日向製錬所 ステンレスから電池へ ニッケルマット生産へ

 住友金属鉱山は19日、フェロニッケルを生産している日向製錬所にて、そのフェロニッケルを主原料としたニッケルマットを生産していくことを決めた。

 長らく日本のステンレス産業を支えてきた日向製錬所ではあるが、そのかじ取りをステンレスから電池へと変える。

 

 同社のリリースは以下

 

 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区)とその子会社である株式会社日向製錬所(本社:宮崎県日向市)は、日向製錬所においてフェロニッケルなどから「ニッケルマット」と呼ばれるニッケル原料を生産するための設備投資の実施を決定しました。生産設備の導入は2025年に着工し、2027年度中に完工の予定です。

 

 日向製錬所は、現在フェロニッケルを生産し、主にステンレス鋼メーカーに販売しています。本設備投資の完了後は、フェロニッケルの生産・販売を継続しながら、同社生産のフェロニッケルを主原料とするニッケルマットを新たに生産します。

 

 住友金属鉱山は、ニッケル地金や電池材料等の生産に必要な原料(ニッケルマット、ニッケルコバルト硫化混合物等)を、海外子会社等から輸入していますが、本設備投資完了後は、新たな原料として日向製錬所製のニッケルマットの調達も可能になります。

 住友金属鉱山は、長期ビジョンのターゲットの 1 つとして「ニッケル生産量 15 万トン/年」を掲げており、今後もニッケルの安定供給を実現するサプライチェーンの構築に努めてまいります。

 なお、本事業については、経済産業省から「重要鉱物の供給確保計画」の認定(2024重要鉱物第2号-1)を受けています。

 

→ https://www.smm.co.jp/news/release/2024/12/001926.html

 

 

(IRUNIVERSE)

 

 

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