横浜ゴム グッドイヤー社の鉱山・建設用車両向けタイヤ事業の買収を完了
横浜ゴム(株)は 2024 年 7 月 22 日に発表した米国に本社を置くタイヤ生産販売会社である The Good year Tire & Rubber Company(以下、グッドイヤー社)の鉱山・建設用車両向けタイヤ事業の買収を2 月 4 日(日本時間、米国時間は 2 月 3 日)に完了したと発表した。なお、同社の連結決算への業績反映は 2025 年第1四半期より行う予定で、与える影響については現在精査中とのこと。
同買収は 2024 年度から 2026 年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)で掲げた「Hockey Stick Growth」(「うなぎ昇り」の成長)を果たすための戦略投資の一環として実施したもの。本買収により、25 インチ以下の小型タイヤから 49~63インチの大型・超大型タイヤまで幅広い商品ラインアップ、最先端の技術力、ブランド力、熟練スタッフによる専門サービスを取得することが可能となった。
横浜ゴムは鉱山・建設用車両向けを含め、OHT(オフハイウェイタイヤ)の全てのカテゴリーにおいて強力な商品ラインアップと生産・供給能力を持つことで、OHT 事業の更なる市場地位と競争力の強化を図る。
<買収対象事業の概要>
事業内容:鉱山・建設用車両向けタイヤ事業
売上高:6 億 7,800 万 US ドル(2023 年度)
従業員数:約 500 名
<The Goodyear Tire & Rubber Company の概要>
設立年:1898 年 8 月
本社所在地:米国オハイオ州アクロン
資本金:2 億 8,500 万 US ドル
主要事業:タイヤ生産・販売
売上高:200 億 6,600 万 US ドル(2023 年度)
従業員数:約 68,000 名
(IR universe rr)
関連記事
- 2025/07/05 豪Fortescueの英バッテリー製造事業 損失急拡大も楽観的か バッテリー駆動車の製造など
- 2025/07/05 今最もクリティカルかつテリブルなアイテム タングステン相場は未知の領域へ
- 2025/07/04 日立建機、ザンビアの部品再生工場を拡張 投資金額は約25億円
- 2025/07/04 25年リチウム市況#6 在庫調整の進展など映し反発局面入り――底値から3,800元上げる
- 2025/07/04 日中コンテナ荷動き(2025年4月)― 輸出入とも増
- 2025/07/03 揺れる非鉄金属スクラップ問屋経営のいま6 持ちつ持たれつの日中問屋関係ー国内資源循環に貢献する中華系
- 2025/07/03 メルセデス・ベンツ、BASFの自動車補修用塗料プレミアムブランドの契約を更新
- 2025/07/03 環境省 自動車向け再生プラを産官学でWG1(Car to Car/リサイクル設計/価値訴求)開催
- 2025/07/03 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧 :いつもより1週間程度早い
- 2025/07/03 自動車業界動向#7月 トランプ関税の影響分析と中古車市動向