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週刊バッテリートピックス「日産が北九州工場断念」「住友金属鉱山バッテリーで損失」など

 2025年5月7日~5月11日のバッテリー業界は、日産の北九州電池工場の建設断念が大きな話題だった。住友金属鉱山も電池材料で損失を計上し、日本企業の電池事業は採算が合わない面が目立つ。一方で、米国で運輸関連の展示会が開催され日本勢も参加するなど、新技術や新製品の開発意欲はなお強い。

 

<国内>

●日産、北九州工場の建設断念 リストラも計画

 

 日産自動車は5月9日、福岡県北九州市に計画していた電気自動車(EV)向けバッテリー新工場の建設を断念した。NHKニュースなど各紙が同日伝えた。

 日産は1月に北九州市での工場建設計画を発表したばかり。業績悪化に苦しむ中、計画発表からわずか3カ月余りでの撤回となった。日本経済新聞は5月9日、日産が2025年度中にも、数百人規模の早期退職者の募集を始めると伝えた。

 

●住友金属鉱山、電池材料で572億円の損失計上

  住友金属鉱山は5月9日、2025年3月期決算を発表した。電池材料事業での生産能力低下を見越して固定資産の評価額を減額。572億円の特別損失を計上した。

 同期は売上高が前の期比10.2%増の1兆5933億4800万円、純利益が71.9%減の164億8700万円だった。

 

関連記事:住友金属鉱山:25/3期の利益面は会社計画未達で着地/電話会議を開催 | MIRU

プレスリリース:20250509_2_JP.pdf

プレスリリース:20250509_1_JP.pdf

 

●バッテリー議連、高市氏が参画

 バッテリー等の基盤産業振興議員連盟(バッテリー議連)は5月8日、第17回総会・勉強会を東京都千代田区の参議院議員会館で開催した。冒頭には、高市早苗衆議院議員が同議連に参画した旨が三宅伸吾事務局長から報告された。

 

関連記事: バッテリー議連に高市早苗議員が参画―然るべき役職に | MIRU

 

●積水化学、建設向け電池パックのレンタル開始

 積水化学工業は5月8日、自社ホームページ上で、「子会社の環境・ライフラインカンパニーが、建築現場用の電池パック駆動型EF融着機のレンタルを開始する」と発表した。発電機が不要なコードレスタイプで、建物配管での採用が増えているポリエチレン管の配置時に活用できる。

 

新製品の使用状況例

(出所:積水化学の発表資料)

 

プレスリリース:『エスロハイパーAW』電池パック駆動型EF融着機『EC-75B』新登場|お知らせ|積水化学工業-エスロンタイムズ

 

<海外>

●ラスベガスで運輸の展示会「ACTエキスポ2025」

 

 

 自動車や運輸の国際展示会「アドバンスト・クリーン・トランスポーテーション(ACT)エキスポ2025」が5月4-7日、米ネバダ州ラスベガスで開催された。日本からはホンダなどが参加。次世代型電池の発表も多かった。

 

ホームページ:Advanced Clean Transportation (ACT) Expo | April 28-May 1, 2025

 

(IR Universe Kure)

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