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住友金属鉱山 豪のWinu銅・金プロジェクトの30%権益を取得――リオティントと合意

 住友金属鉱山は12日、資源メジャーのリオティントが保有するオーストラリアのWinu銅・金プロジェクト(オーストラリア連邦 西オーストラリア州)の権益30%を取得することで同社と契約合意したと発表した。必要な承認の取得と条件の充足を前提に、2025年中をメドに取得権益の対価とし1億9,500万米ドルの参入費をリオティントに支払うという。

 

 また、将来、鉱石処理量の増産に向けた拡張工事が計画される場合、マイルストーンに基づき最大で2億3,540万米ドルを条件付参入費として支払う。

 

 Winu 銅・金プロジェクトは、リオティントが2017年後半に、西オーストラリア州グレートサンディー砂漠で自社探鉱によって発見した銅・金鉱化帯。24年末時点で鉱量7億4,100万トン、銅量約3百万トン(銅品位0.40%)、金量約250トン(金品位0.33g/t)の資源量が確認されているという。現在同社は鉱石処理量年間1千万トン規模の開発に向け、予備調査と並行して環境許認可の申請手続きを進めている。

 

 住友金属鉱山は長期ビジョンで年間銅権益生産量30万トンを目標にしている。チリのケブラダ・ブランカ銅鉱山、米のモレンシー銅鉱山、ペルーのセロ・ベルデ銅鉱山などに、Winu銅・金プロジェクトが加わることで、銅権益の拡充に繋がると同社ではしている。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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