自動車シュレッダーダスト(ASR)とは、Automobile Shredder Residue の略で、使用済み自動車を破砕(シュレッディング)し、鉄やその他の有用な金属などを回収した後に残る廃棄物のこと。
ASRの主な成分は、プラスチック、ウレタン、ゴム、繊維などの可燃成分が約75%を占め、残りの約25%はガラスや少量の金属などの不燃成分で構成されている。
かつては主に埋立処分されていましたが、2005年に施行された自動車リサイクル法により、自動車メーカーなどにその再資源化が義務付けられている。これは、拡大生産者責任の考えに基づいています。
ASR再資源化施設での処理費はキロ当たり25~30円。逆有償。