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年初から10倍に上昇中!中国の黒鉛電極に対抗する米企業

2017/09/11 18:29
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 グラファイト(黒鉛)は今、電極向けと電池向けで引っ張りだこで価格も高騰中である。中国での環境規制をストレートに受け、黒鉛価格は続騰に次ぐ続騰。鉄鋼電炉の新規建設も動いていることで、中国の黒鉛電極は年初のトン10,000元(トン1,533ドル=1ドル=6.52元)から直近の9月11日ではその10倍の110,000元(=16,871ドル)まで異常なまでの上昇をみている。

 

 ベンチマークミネラルズの調べによると、2006年までグラファイトの電池向け需要はほぼゼロだったのが、現在ではグラファイトの電池向け需要は40%まで増加しているという。

 

 

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 米国唯一のグラファイト企業、アラバマグラファイトは

 「リチウムイオン電池の部材構成で最も多いのが負極材のグラファイト。それはリチウムの10倍も含んでいる。ゆえに私から言わせればリチウムイオン電池ではなく、グラファイトイオン電池と言うべき」

とはアラバマグラファイトCEOのDon Baxter氏。

 

 グラファイトは重要な戦略材料であるが、中国依存度が高いことがリスクではある。かつての希土類高騰に似てなくもいない現在の黒鉛高騰。

 

 ゆえに彼らは米国内での資源確保という意味でもアラバマグラファイトの存在意義はきわめて重要なポジションなのだという。

 

 アラバマ社の試算によると、米国内には品質の良いグラファイト資源は400万トン存在しているとのこと。

 

 また、彼らは天然黒鉛に一種のこだわりをもっており、今主流の人造黒鉛よりも天然品のほうが反応、機械的性質は良いとし、付加価値の高いグラファイトを提供している。

 

 そのひとつがウルトラPMGというグラファイトで、キャパシタ、スーパーキャパシタに使われているという。

 

 ウルトラCSPGというグラファイト製品はリチウムイオン電池向けが95%だという。

 

 アラバマ社いわく、天然黒鉛に比べて人造黒鉛はエネルギーもかかり環境負荷も高いのだという。こうした天然黒鉛資源をもつ米国、ならびにアラバマ社はグラファイト市場で高いポテンシャルをもっている。

 

 

(IRUNIVERSE Y.Tanamachi)

 

 

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