石原産業は、主原料のチタン鉱石価格の高騰及び、同社四日市工場のボイラー燃料である 石炭価格の急騰を受けて、今年4 月に酸化チタンの価格改定を発表し、市場への浸透を図ってきた。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻を契機として急騰した石炭価格は上昇を続け、 前例がないレベルに達していることに加え、チタン鉱石、コークスや非鉄金属などの諸原料価格高騰も続いている。
同社は、この未曽有の原燃料価格の高騰を受け、自社でのコスト吸収は極めて 困難であるとの判断の下、安全・安心な生産活動を継続し、安定的に製品を供給していくためには、更なる製品価格への転嫁が必要と判断し、下記の通り再度の価格改定を実施することとした。
1.価格改定幅 50 円/kg
2.実施時期 2022 年 10 月 1 日納入分より
(IRuniverse.jp)