2023/05/01 14:35
                                
        
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                 基準となるLME4月銅相場は、これまでと同様全くマクロ要因に支配されて動いた。月初は前月末に主要国の足並みをそろえた施策打ち出しによって沈静化した金融不安を受けた9,000ドル直下水準からスターするも、予想を下回る3月の米ISM製造業景気指数など景気悪化懸念と、原油高によるインフレ長期化などが重しとなって、8,800ドル付近まで軟化してLMEはいったんイースター連休に入った。あけては、中国のインフレ鈍化から安定経済成長期待が広がったことや、3月の米国の予想を下回る米生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)の前年同月比が5.0%に低下し、インフレ鈍化を示す数字となったことで利上げ打ち止め期待が広がり、これを受けたドル売りの動きが買いを促した。14―15日で9,000ドル上まで上伸。
            
            
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