タイのバンコクで5月15日~18日「FBCアセアン2024ものづくり商談会」が開催される。タイ・ベトナムで事業展開する企業など約60社が出展予定で、4万2000人規模の来場を見込む。3月24日まで出展申し込みを受け付ける。日本企業による東南アジアでの電気自動車(EV)産業進出を後押しする。
Webサイト: FBCアセアン2024 ものづくり商談会 (fbcasean.com)
主催の株式会社NCネットワーク(東京都台東区)が、3月14日に自社ホームページ上で発表した。
出展企業はタイ・ベトナムでの部品調達、販路拡大を目的とする製造業企業や製造業企業にサービス、製品を提供する非製造業企業などで、併催イベントを含むと合計は550社に上る予定だ。タイのローカル企業のほか、BYDや長城汽車といった中華系EVメーカーもバイヤーとして参加する。
タイ政府は2021年にEV開発計画を発表し、2030年までに自動車の総生産台数の30%をEVにする目標を掲げる。このため、在タイの日系企業の多くが、中華系EVメーカーへの入り込みや、タイローカル企業への販路拡大を目指している現状があるという。
商談会では、事前登録によるオンライン商談を含めた効率的なマッチングを目指す。
(IR Universe Kure)